これからの働き方①
杉並区の元民間校長で有名な藤原和博さんの近著、
「藤原先生、これからの働き方について教えてください。」
を読みました。
藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方 (DISCOVER21世紀の学校)
- 作者: 藤原和博
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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藤原和博さんのおっしゃられることは、
いつも未来を予測して言及されるので
注意深く後を追うようにしています。
今回もとても面白かった。
21世紀にどのような働き方をする必要があるのか?
この問いに対して
自分が希少性のある存在(=100万人に1人の存在)になることで
それなりの収入も仕事も確保できる
としています。
背景として低成長社会に進み、単純に会社勤めをしていれば
給料がだんだんと上がっていくというモデルが崩壊したこと。
機械化が進み、機械ができる仕事は今まで人間の仕事
だったものがITや機械に奪われてしまうこと。
ますます流入してくること。
その中で私たちはどのようにワークスタイルを
設定していくことがいいのか?
それに対して藤原さんの提案が光ります。
章立てを見てきましょう。
21世紀に働く人に必要なたった2つの基礎知識
ORIENTATION1 自分の仕事の付加価値を計算する
ORIENTATION2 信任(クレジット)の三角形を作る
これはぜひ自分でも確認してみてください。
私もこちゃこちゃ書いてみましたが、
曲りなりにも自分で仕事しようとしている
身なので何とか書けます。
1万時間かければ誰でもそれなりにその項目について
マスターできる、という理論は、「天才!」でも
ありますが、「自分でもちゃんと身についている」と
安心感ももらえますよね。
- 作者: マルコム・グラッドウェル,勝間和代
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/05/13
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レクチャー1 「情報編集力」の時代に脳みそをアップデートする
成長社会→成熟社会が始まっている。
正解ではなく、みんなが納得できる、「納得解」を
出せる人が求められる。
また、その解答を伝えるためにはメタファー(比喩)を
活用して情報を「共有」することが重要である。
この成長社会→成熟社会への遷移、
正解ではなく納得解、は
以前より藤原さんが提唱されていることですね。
②に続きます。
ここまで読んでいただきありがとうございます^^