これからの働き方③
②の続きです。
藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方 (DISCOVER21世紀の学校)
- 作者: 藤原和博
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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このように4つの章立てからなっており、
実際にワークをしていきながら
納得解や情報編集力、修正主義など
感覚をつかんでいくことができます。
つまりは、このご時世ではどんどんと自分以外の
労働力が入ってきているのだから、
自分の持っている強みを掛け合わせてオンリーワンとなり
人間で、かつ私しかできない仕事、を
確保できる自分になっている必要がありますよ、ということ。
このオンリーワン人材に関していうと、USPとか、
強みとか、安藤美冬さんの「自分をつくる大学」とか
様々な場面で強調されてきている部分だと思う。
そしてそれを探すのにみんな苦労するから、
それを対象にしたセミナーとか講座なんかが
繁盛していたりするのだろう。
自分の強み、弱み、得意、好き、嫌い、苦手・・
書き出していき、掛け合わせることで自分だけの
強みが生まれる。
前に、装飾して、差し出してみる。
そうすると、そのオンリーワンとした自分の「売り物」、
自分という商品に対価を払う人がいれば、値がつけば、
そこで初めて、その「オンリーワン」はこの社会の中で
仕事として食っていけるという証。
貨幣経済の中では、対価を払ってもらえる
自分自身の商品化、ブランディング化が
悲しくも?必要になってきている。
自分自身を売り物にしていかなければならない。
ただしそこで、非常な高収入を考えたり、
ひたすら拝金主義に走らない限りは、
本書でも消費税のワークのところであったように
貨幣で交換する貨幣経済ではなく、
物々交換経済がより発達すれば、
「悲しい自分自身の商品化」に陥ってしまうことは
ないだろうと思う。
そこを自覚した上での、自分のオンリーワンの商品化と
資本主義経済へのその商品の差し出し、
をすれば、未来の、新しい、心も豊かなワークスタイルが
整うように思う。
ここまで読んでいただきありがとうございました^^