「毒矢のたとえ」を知っていますか?

私は知らなかったんですが・・

「お釈迦様の脳科学」を読んで「毒矢のたとえ」を知りました。

有名な話らしいのですが知りませんでした。

引用します--

初期の阿含経には、あるエピソードが書かれています。
弟子に、「死後の世界はあるのでしょうか、ないのでしょうか」と
尋ねられた釈迦は次のように答えます。
「毒を塗った矢が飛んできて身体に刺さったとします。そのとき
この矢はどこから飛んできたのだろう、この毒の種類は何だろうか
誰によって射られたのだろうか、などと考える前にまずやることがあります。
それはすぐに矢を抜くことです」
これが有名な毒矢のたとえです。あの世があるかないか、霊があるかないか
考えるのは時間の無駄。大事なのはこの世で悩み苦しみを解決することであり
そのために修行しなさいと釈迦は言っているのです。

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その通りだと思いました。
どうしてこんなことになってしまったんだろう、
もっとこうであったらよかったのに、
本当に腹が立つ・・など
考えても無意味なことを考えていることって多いのではないでしょうか。
上記の引用と同じで、そんなことを考えている間に、矢に塗られた毒は
どんどん自分を侵していきます。
いちいち理由なんて考えない!
今は行動することの方が先!
矢を引き抜いて、手当をしよう。

そんな風にも解釈できるなと思います。

思い出したのが、PTSD(心的外傷・トラウマ)のラットの話。
(朝日新聞)
二匹のPTSDにさせたラットを、一匹は運動をさせ
もう一匹はそのまま何もさせません。
そうすると運動したラットはPTSDから回復し
運動をしなかったラットはPTSDから回復しなかったそうです。
実験の結果としては、「運動をすることはPTSDからの回復が
期待できる」というものでした。

私はこの実験結果は素晴らしいものであると思っていて
ぜひ多くのPTSDや鬱などで悩んでいる人間にも活かしてほしいと
思っています。

運動するだけで心的負担が軽くなるなんて、なんてお手軽で
素敵なこと。
運動のすごさを思い知りました。

もんもんと考えてないで体を動かしていきましょう。

お釈迦様の脳科学 釈迦の教えを先端脳科学者はどう解くか?

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PTSDとトラウマのすべてがわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)

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