女性管理職は元AERA編集長に師事すべき3つの理由
元株式会社朝日新聞出版
アエラ編集部 編集長 浜田敬子さん 講演録
AERA自体読者は男女半々。
≪社会全体の流れ≫
・世界経済に翻弄された女性たち
・2000年前後 ITバブル→ポスト雇用均等法世代、育休世代
・リーマンショックで女性管理職需要が0になる
・世界経済が落ちると女性の雇用が落ちる
≪浜田さん体験談≫
10年くらいサラリーマンを経験すると、
「マネジメントってこういうこと」
「政治力をつけるってこういうこと」
という事がわかってきた。
自分の先輩世代は男張りに働く
(子どもはベビーシッターに任せて働く)働き方しか知らないが
今の女性はそこまでして働こうとおもっていない。
明確な意識の断裂がある。
〇適度な配慮
子どもがいて働く女性にとって
配慮は必要だが、配慮ばかりされていては
キャリアアップができない。
〇女性の特性
AERAで記事を作る際には15人のフリーランスに依頼している。
女性は共感力が高い。
仕事をやめずに続けていると
「かえってこれる場所があってうれしい」
女性の方が与えると倍返ししてくれる。
男性=組織の人間、「縦の繋がり」
女性=組織より対人、「横のつながり」
〇管理職は楽しい
管理職だと4、5人の部下を使って、
1人だと2週に1本しかできなかった企画が
2週間で10本作れる。やりがいがある。
女性の管理職は孤立しやすい。
なぜなら、女性の管理職どうしが少なく、縦の繋がりがない。
社内ネットがない。
男性の「タバコ」と「ゴルフ」で人事が出来上がってしまう。
女性管理職は自分でネットワークを作る必要がある。
横のつながりに合わせて、下の繋がりも。
若い男性は仕事を一緒にしやすい、使いやすい。
なぜなら若い男性は意識が「フラット」だから。
他社であれば30代男性でベンチャー経営者は決断が早い。
社外メンターを作るのもいい。
他社の女性役員などもいい。
★女性管理職で大事なことは「途中でプッツンしないこと」
女性が正論を言うと男性のプライドを傷つける。
言い方を気を付けること。タイミングを気を付ける事。
男性だけだと間違いを犯しやすい。
女性がいると「それはおかしい」と言える。役員には女性が必要。
女性には自信過少の壁がある。
「女性だから」と考えないようにする。気にするとストレスになる。
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