不動産に投資するという考え
資産運用。
やった方がよいよい、と言われながら本腰を入れきっていない私。
資産をどこに投資するか。
会社、貴金属、外貨、、不動産。
不動産投資初心者の方にお勧めの本です。
不動産投資「やっていい人、悪い人」──年収200万円時代に備える (講談社プラスアルファ新書)
- 作者: 長嶋修
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/21
- メディア: 新書
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不動産投資の向き不向きチェックリストで自分の位置を確認できます。
本書は単純に不動産投資を手放しに推奨するような本ではなく、
不動産投資の現状や実体を数値を踏まえながら、客観的に書かれている
本ではないかと思います。
不動産投資の全体を網羅するにはいいです。
細かいノウハウ、裏事情等はまた別の本を当たるほうがいいでしょう。
私は、株の投資なんかは「目に見えないものを操る」感覚があるので
不動産・物件のようなその場所に確かに存在している「目に見えるもの」を
売買する方がしっくりきます。
本書のスタンスとしては、不動産投資とは、物件を育てていくものであり、
金銭のみのドライなやり取りだけでは成功しないとしています。
建物の維持・修繕って手間がかかるのですね。
ただ、見た目はぼろでも、実は掘り出し物、なんて物件を探すのは
面白そうだと思いました。
多分、DIYとか好きな人は趣味の一環としてとことんはまれる
楽しい投資分野なのではないかと思います。
(↓以下の主婦大家さんなんかはまさにそういう方だと思います。
物件のお世話が楽しくて仕方がないようで、「天職」とおっしゃって
います。)
- 作者: 鈴木ゆり子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/08/31
- メディア: 単行本
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尚、不動産投資は「事業」とみなされるため、公的機関から融資を
受けることもできるそうです。
金利が固定で安心ですね。
ただ、筆者も記載していますが、現在物件は飽和状態であり、
過去の売り手優位の市場とは異なっている、1件の投資金額が大きい、
という見逃せないポイントがあるので、慎重に見極めが必要です。
まだまだ投資は学ぶ分野がたくさんあると思うので
ちょくちょく勉強していきたいと思います。