「伝える力」池上彰
を読んでみました。
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/04/19
- メディア: 新書
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本書はビジネス雑誌「THE21」の連載をまとめた新書です。
ビジネスパーソン及び現代人にとって悩みどころとなる
相手に伝える力に関して、報道記者であった池上氏が
自身の経験をもとに、伝える力向上の秘訣を披露している。
近年はメディアでの仕事を主とされていたため、
週刊子どもニュースや他メディアでの出来事を例にとって
説明されている部分が多く、イメージが容易で
読みやすい本となっています。
内容量もさほど多くないので1日あれば読めてしまいます。
時間がない場合は読みたい項目だけ拾い読みでも
参考になると思います。
。。。
最近コミュニケーション能力の向上に関して
関心があり、本書を購入しました。
営業関係の職を希望しているのですが、私は
対人関係能力は十分といえない。。
なにかヒントになればと思って読み進めました。
特に自分自身で参考になったのは
「相手のへえ〜を増やす」
という項目。
自分の伝える力が高まったという手ごたえは
相手の「へえ〜」という反応がいかにあるかが
バロメータになるとのこと。
確かに。
自分が興味があることって、意外と上手く相手に
伝えられないものではないでしょうか。
○○に旅行に行ってきたよ〜 とか
最近○○みたいな流行りが多いみたいですね〜 とか
昨日○○の映画見たよ〜 とか
人と会話をするのですが、10分もその内容で会話が続くでしょうか。。
いや、続く方はそれで問題ないのですが
私なんかは、2〜3個トピックを話しただけで
後が続かなかったり、固有名詞がうろ覚えで
なんだっけな、、、とかになってしまって
若干その場の空気がトーンダウンしてしまったり、、
こういうの、自分でもすごくもったいないなと思って。
場合によっては折角知らない方とお話できているのに。。
憧れの人と話しているのに。。
と悔しい思いをします。
いわゆる 会話が盛り上がらない ということです。
そんな経験もあり、やはりアウトプットの力は高めていきたい。
相手に正確に情報を伝えることができれば
もっと会話が成り立つのになと思います。